中執の日常ブログです。
医療機関を標的にしたサイバー攻撃
2022-11-08
今年になって、病院がサイバー攻撃の標的になっている。
これは我々にとって、非常に重大な問題だ。
犯人はビットコインで金銭を要求している。
医療機関を攻撃するとは、卑劣きわまりない。
多くの患者さんの迷惑になり、命にかかわる重大な犯罪だ。
ウイルス攻撃から病院を守ることも重要だ。
高価なソフトを入れているのに、破られたらやるせない。
そして、仮に電子カルテが停止したらどうしたらよいか。
このことについては、常日頃から考える必要がある。
ウイルスに限らず、災害などで電子カルテが停止することはありえる話だ。
そのための想定、訓練は必要だ。
新しい患者情報については紙カルテでも対応できるが、過去のデータをどうするかが問題だ。
やはり、バックアップから過去の診療録が、すぐに閲覧できる環境を作ることが大事だと思う。