長野県立病院機構労働組合のホームページ

バイクの死亡事故で多いのが右直事故だ。

私もバイクも車にも乗っているので、この怖さは良くわかる。

交差点でバイクの直進に対して、車が急に右折してきて衝突する事故だ。

この場合、およそ車が8割　バイクが2割の過失になり、死亡するのはバイクの運転手がほとんど。

で、バイクと車の両方を運転している人は危険度が理解できている人も多いと思うが

車しか運転したことない人は、うとい部分がある。特に高齢者。

何故起こりやすいのかと言うと、車の運転手がバイクの速度を感知してないから

「まだ　遠くだな。このタイミングなら曲がれるだろう」と錯覚して、曲がって衝突する。

250CC以上のバイクは想像以上に速い。どんな車よりも速く加速力がある。

でも、車体が小さいからか速度を見誤る傾向にある。

バイク側は、「まさか　このタイミングでは曲がってこないだろう」という

だろう運転により、衝突する。もちろん、スピードの出しすぎの原因もある。

バイクの運転がうまい人は、交差点の右折待機している車に、ものすごい注意している。

当然、突然曲がられても回避できる速度で侵入している。

「あの右折待機の車が、判断を誤って曲がってくるかもしれない」

という心理を常にもっているからだ。

私もバイク運転中に「この間で曲がってくるかよ」と思う経験はものすごい多い。

それだけ、車のドライバーはバイクの速度を見誤る。

バイクで死にたくなければ、交差点の侵入速度と、右折待機の車には十分注意する必要があるね。

もちろん、すり抜けは厳禁だ。