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ポンジスキームという言葉をご存じだろうか。

ポンジスキームとは、１９２０年代にチャールズ・ポンジという詐欺師が行っていた詐欺の手法だ。

 

「こんな１００年以上も前の詐欺がなんなの？」と思うかもしれないが・・・

２０２３年現在も、この古典的な詐欺にひっかかって多額のお金を搾取されている実態がある。

 

ポンジスキームとはどんな手法かというと・・・

ある詐欺師が、「１００万円投資してくれたら毎月５万円の利益をバックするから投資してほしい。投資してくれた１００万円はすぐに元がとれるし、元が取れれば毎月５万円の利益がでるよ！　」と誘って、１００万円を受け取る。

 

その後３ヵ月くらいは、毎月５万円が支払われるが、４カ月目に支払われなくなり、連絡もとれなくなる。

結果・・・８５万円騙し取られた。という詐欺。

３ヵ月間支払われていた計１５万円は自分が投資したお金でした。ということになる。

 

「こんな詐欺、ひっかかるわけないだろう！！！」と思うかもしれないが、つい最近も大きなニュースになっていた。

１００年以上も繰り返えされているのだ。

何故、こんな古典的な詐欺に人はひっかかるのだろうか。

 

それは、「人間の欲」と詐欺師の「見せ方」　という二つの要素が大きいと思っている。

人間の「楽をして金持ちになりたい」という欲は１００年どころか、人類が存在してから常にあるのでは？思ってしまう。

 

もう一つは詐欺師の騙し方。これがやっぱり悪どい。「行動心理学でも学んでいるのか？」と思ってしまう程だ。

とにかく、騙す相手をその気にさせる。

豪華な会場、豪華なゲストや著名人、美味しい食べ物や飲み物、人を魅了するトーク、皆がやっているというグループ感、お金持ち感のアピール・・・

「私もお金持ちになりたい・・・」参加者は欲を抑えきれなくなる。

これらの魅せ方によって、古典的な詐欺手法ポンジスキームは現代でも通用されてしまう。

 

みなさんも「これ。ポンジ・スキームじゃね？」とまずは冷静に考えてみましょう。

しつこい勧誘やおいしい投資話が来た時は、本部書記局まで相談してください！

人生経験豊富な書記長がお話をお聞きしますよ(‘ω’)