活動報告
2019年度各種会計中間監査
2019-10-11
監査の様子
2019.10.11 県病院労組では半年に一度、各種会計の監査を実施することが規約で決められています。2019年度中間監査を10月11日、長野県労働会館(長野市)で開催し、大倉監事、関監事により各会計の執行状況や手続きが適正に行われているのか、支出に不透明な点がないかなど通帳や各証拠書類等を確認していただきました。すべての会計が適正に処理されているとの監査結果をいただきました。
組合員の皆さんの大切な組合費です。適正かつ効率的、効果的な予算執行に努めてまいります。
共済継続募集事務担当者会議
2019-10-10
会議の様子
2019.10.10 当労組は毎年10~11月に全労済自治労共済の継続事務が行われることから、共済担当者を対象に共済継続募集事務担当者会議を開きました。各支部より8名の共済担当者が参加しました。
はじめにこくみん共済COOP伊東大地さんより、住まいる共済の制度、手続き方法について説明があり、その後全労済自治労共済長野県支部小林純子事務局長より、セット共済(団体生命共済・長期共済・じちろうこども保障満期金付タイプ)、じちろうマイカー共済についての説明と、各種申し込み、共済金請求必要書類等についての説明がありました。最後に山浦書記よりじちろう共済(基本型・団体生命共済)の継続申し込みの方法、日程等について説明し、参加者でそのスケジュールについて確認しました。
団体生命は1年契約です。結婚や出産、こどもが独り立ちしたなどその時の家族構成により必要な補償を検討し見直すことが必要です。
新規加入もできますので、じちろう共済未加入の方は是非ご検討下さい。
ご不明な点があれば各支部共済担当、もしくは県病院労組本部までご連絡下さい。
2020年度県本部第1回衛生医療評議会
2019-10-10
会議の様子
2019.10.10 県本部第1回衛生医療評議会が塩尻総合文化センター(塩尻市)で開催され、県内の公立病院労組から23名(うち当労組6名)が参加しました。
初めに2020年度の役員選出を行い、議長には市立大町総合病院労組の奥原喜義さんが信任されました。
議事では9月26日に厚生労働省が発表した公立・公的医療機関の再編統合に関して、情報の共有と取り組みについて議論しました。県内では15施設が指定され、うち県本部加盟は4病院。指定された単組からは、「就職希望者や地域住民から『病院がなくなるのか』と問い合わせがきた」「職員からも不安の声が聞かれる」との報告がありました。基礎自治体単組と連携し自治体に申し入れすることや、労働組合として様々な状況を想定し準備することなどが話し合われました。
このほか、始業前労働について、各単組の状況や取り組みが報告されました。長時間労働の是正に向けて時間外労働の縮減は当然ですが、その裏に隠されているサービス残業を洗い出し撲滅することが最も重要です。その一環として始業前労働の実態を把握し、対策を講じていくことが議論されました。また、これに伴い人員不足について報告がなされ、特に看護師については募集しても応募がないといった状況が明らかとなりました。各単組とも人員確保が最大の課題であることを共有しました。
引き続き衛生医療評議会に参加し、情報共有を行うとともに各病院単組とも連携しながら諸課題の解決に向け取り組みを進めていきます。
2019組合員学習交流会
2019-10-08
講演の様子
2019.10.8 10月8日から9日、RACO華乃井ホテル(諏訪市)で組合員学習交流会を開催しました。全支部から16名の参加がありました。
初日のスケジュールは、
①講演「労働基準法と病院」講師:白井佳子群馬県本部副中央執行委員長
②グループワーク「自分たちの働きやすい職場環境を目指して」担当講師:荻野副中央執行委員長
③交流会
2日目
①「賃金と労働条件」担当講師:塚田書記長
②「ライフプラン」担当講師:安土功一全労済自治労共済本部長野県支部
講演では、労働基準法を分かりやすく説明していただきながら、病院職場の現状と照らし合わせ、今の働き方が違法となっていないかを教えていただきました。
その講演を基にグループワークを設定し、各職場で起こっている問題を抽出し、改善に向け何ができるのか、その方法について討議しアイディアを出し合いました。
交流会では、グループ対抗「県病院労組クイズ」を実施し、大いに盛り上がりました。その様子はブログをご覧ください。
「賃金と労働条件」では、給料明細の見方を中心に、実際の超過勤務手当額や夜勤をした際の手当額を知りました。
「ライフプラン」では、生涯でかかるお金を算出し、現役世代と退職後の双方でどれだけの金額が必要なのか、その貯蓄方法や万が一に備える賢い補償の掛け方などを具体的に計算しながら教わりました。
参加者からは、「普段聞くことがない労基法や給料明細の見方が分かり良かった」などの感想が聞かれました。
引き続き、労働条件等に関する学習会や支部を超えて交流できる場の設定に取り組みを進めてまいります。
白井佳子さん 群馬県本部副中央執行委員長
グループワークの様子
安土さん ファイナンシャルプランナー
白井さんを囲んで全参加者
北信地連衛生医療評議会2019総会・学習交流会
2019-09-27
会議の様子
2019.9.27 福井パレスホテル(福井県福井市)で北信地連衛生医療評議会2019総会学習交流会が開かれました。北信地連は長野県、富山県、石川県、福井県の4県で構成する組織です。この4県で自治労加盟している公立病院労組の仲間が約80名参加し、当労組からは10名が参加しました。
急遽プログラムを変更し、総会前に自治労中央本部から「衛生医療評議会の現状と方針について」、自治労本部衛生医療局長の福井局長より提起がありました。この学習交流会前日の26日、厚労省が、公立・公的医療機関について「再編統合について特に議論が必要」とし、全国424病院名を突如公表しました。福井局長はこの対応に追われ、講演内容を30分に凝縮し、地域医療構想と働き方改革について提起しました。また、報道発表については、慌てることなくしっかりと情報を共有しその対策について取り組んでいくと決意を新たに述べました。
その後、2019年度総会が開催され、活動報告、2020年度の役員体制についての提案がされ、すべての案件について賛成多数で承認されました。2020年度の北信地連議長には、長野県本部の斎藤議長(松本市立病院労組)が再選しました。
学習交流会が再開され、講演では、「労働者のメンタルヘルス」について、山口氏(福井県立病院こころの医療センター)がストレスについて医学的根拠を含め、ストレスのサインや解消方法について述べられました。
最後に自治労本部組織拡大主任オルガナイザー小池氏より「病院職場の労働環境Q&A」を題目に講演がありました。事前のアンケート調査による質問に答える形式で、宿日直や待機等について、労基法や税制上の課題を指摘されました。当労組でも同じ課題がありとても参考になり、今後の取り組みに活かしていきたいと思います。
来年度の開催は石川県です。同じ病院職場の課題を共に考え、対応や対策について話し合い、共有できる数少ない機会です。来年度はみなさんも是非ご参加下さい。
議長に再選した斎藤議長
小池オルガナイザー