長野県立病院機構労働組合のホームページ

2019.11.13　RICOHが主催する「Value UP　NAGANO　２０１９」に比田井が参加しました。この催しはリコージャパンが「働き方改革」「セキュリティ強化」「業務生産性向上」「業種課題解決」「社会インフラ」をテーマにそれぞれに対応したクラウドやツールの紹介のほか、セミナー講演もありました。

私は「会社の労務リスク対応の実務」「リコージャパンのRPA（Robotic Process Automation)社内実践事例」の二つのセミナーを受講しました。

「会社の労務リスク対応と実務」では、経営者側を担当する弁護士さんが講演し、経営者から相談が多い「解雇」「残業代」「ハラスメント」「メンタルヘルス」について、実例を交えて対策を聞くことができました。また、「リコージャパンのRPA社内実践事例」では、RPA導入の経過や苦労、課題などを聞くことができました。今後、医療分野にも取り入れられるであろうRPAですが、現段階での導入は、SE能力のある専任スタッフが必要であることや開発に時間がかかることから考えると時期尚早に感じ取れました。

展示ブースでは、ナースコールをスマホで受け、病室映像も映せるものやケア記録の電子化など業務負担を軽減するための先進的なツールが並んでいました。労働人口が減少する社会では、このようなツールを知り的確に導入することも労働環境の改善につながるのではないかと感じました。