中執ブログ（～2023）
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【ひだいブログ】特別展「ミイラ」
2019-12-15
チケット半券
2019.12.15 セミナー終了後、新幹線の時間まで時間があったため、国立科学博物館で開催中の「ミイラ展」に行ってきました。なぜ、ミイラ展なのかというと単純に怖いもの見たさから来館したのですが、ミイラを作る目的や意義、その手法などの説明を受け、それを知った上で実物のミイラを見ると神秘的かつ神聖なものに見えてきました。
ミイラと聞くと古代エジプトが有名ですが、最古のミイラは古代アンデス文明（南北アメリカ）のころのものだそうです。ヨーロッパ、オセアニア、東アジアでもミイラが作られ、この日本でも作られていました。その時代や地域によって目的や手法は異なり、「永遠の命」を求めて作られるものが大半ですが、中には「生贄」として作られたものもあります。
数千年も前に作られたミイラが、この時代に展示物として世に出されていることをこのミイラたちはどのように思っているのだろうかと考えているうちに、このことによって自分が生きていた証を時を超えて伝えているのではないだろうか。これこそが「永遠の命」なのではないかと思えてきました。
この特別展は2020年2月24日まで国立科学博物館（東京都）で開催されています。興味がある方はぜひ来館してみてはいかがでしょうか。
詳しくはホームページをご覧ください。