中執ブログ(~2023)
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被爆75周年原水爆禁止長野県大会に参加しました。
2020-08-06
2020.8.6 本日、長野県労働会館(長野市)で被爆75周年原水爆禁止長野県大会が開かれ,比田井委員長が参加しました。
諏訪議長(県原水禁)の挨拶で始まり、平和記念式典のテレビ中継を視聴。式典と同様に原爆投下が行われた8時15分に黙祷を行い平和への祈りを捧げました。
その後、大会基調、活動方針(案)が提起され、参加者全員で確認しました。
続いて、藤森俊希さん(長野県原爆被害者の会:会長)出演のDVD「藤森俊希の伝言~きのこ雲の下、僕は1歳だった~」を視聴したのち、ご本人から国連での核廃絶に向けた取り組みが報告されました。
最後に「大会アピール」で核兵器の廃絶と反原発に向けて取り組むことが採択され、終了となりました。
2017年7月に国連で採択された「核兵器禁止条約」を発効させるためには、世界で50か国以上が批准する必要があります。現在の批准国は40か国です。しかし、ここに唯一の被爆国である日本は含まれていません。残り10か国。日本がこの条約を早期に批准し世界に核兵器廃絶を呼び掛ける先頭に立つように国民議論を高めていかなければなりません。
平和記念式典で松井広島市長は、国連難民高等弁務官の緒方貞子氏が述べた「大切なのは苦しむ人々の命を救うこと。自分の国だけの平和はありえない。世界はつながっているのだから」を引用し、世界の連帯を訴えました。今、世界はコロナ禍にあり新型ウイルスに怯えています。これはいつ発射されるか分からない核兵器やいつ事故を起こすか分からない原発に怯えているのと同じであると思います。自分だけ助かればいい、日本だけ安全ならばいいという考え方では平和は訪れません。
8月6日という日は、広島にとって、日本にとって特別な日です。今、平和である幸せは過去の大きな犠牲の上に成り立っていることを思い、二度と過ちを起こしてはいけないということを心に誓いたいと思います。
被爆75周年原水爆禁止世界大会の様子はこちらから