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活動報告

本部衛生医療評議会 第4回レベルアップ講座に参加しました

2024-06-30
ZOOMにて本部衛生医療評議会 第4回レベルアップ講座が開催されました。

主に本部役員、支部役員が参加しました。

<プログラム>
衛生医療評議会を取り巻く情勢
衛生医療評議会 事務局長 平山春樹
アンケート結果から見た医療現場の課題
看護問題対策委員会 リーダー 松浦敬介
パネルディスカッション
労働組合にこだわった生放送番組。看護問題対策委員会のそこまで言って委員会
  ・離職防止と人員確保について
  ・超勤の取り組みについて
  ・ハラスメントの取り組みについて
  ・職場の悩みについて

<概要>
6/21に出された政府の骨太の方針では医師の偏在対策や診療報酬に基づく医療機関の1万~8千円の賃上げ実現が示された。
看護補助者の賃上げも実現されているが、働き方改革、タスクシェアによる看護師の負担増、責任に見合っていない賃金、
休職離職者の増大、看護師の養成不足、高齢化など労働環境の悪化で離職希望者が年々増加しており、入れ替わりの多い中で新規職員の組合加入も課題となっている。

組合活動をリードしている方々によるパネルディスカッションでは、人員確保、超勤申請、ハラスメント、交渉の悩み、組合役員の後継、
組合員加入などの労働組合に関する様々な問題を取り上げて分かりやすく議論を深めていた。
人員確保のため昨今は集団討論をやめるなど採用試験で学生の負担を軽減する傾向であることや、採用試験の時期を早めること、養成学校に積極的に足を運ぶことなどがあげられていた。

超勤申請について、労基法違反は労使双方の問題で罰金の影響も大きく、当局に適正申請を促す通知発出を要請することや労基法に関する講演会の開催、超勤ハンドブックの活用、8:30出勤、開院の業務体制の矛盾、勤怠システムへの休憩項目導入などの意見が出ていた。

ハラスメント問題は組合単独での解決は無理で、組合には組合員の話をよく聞いて当局に伝えるほか、重要な証拠の押さえ方を助言する役割がある。
交渉に関して解決しないものも多いが要求し続けるしかない。知識が必要なので情報収集も重要。
交渉時には当事者ほか多くの組合員の出席が重要。後継者の育成には成功体験を重ねることが大事。
何事も当局を巻き込んでの活動が重要である。


看護師の勤務状況を中心に医療を取り巻く情勢や労働者の課題について知識を深めることができました。
パネルディスカッションにより内容が分かりやすかったです。
今後の取り組みや交渉の参考にしていきます。
長野県立病院機構労働組合
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